蟹工船

蟹工船 一九二八・三・一五 (岩波文庫)

僕ちゃんはアカではありません。
それだけははっきりいわんと。

アカが悪いとかよいとかの問題でなくて
読みたかったのだ。カナリ前から。


日本が今こうして発展できてるのは過酷な労働があったから。
しかも資本家がうまみをもっていけるだけ、吸い取ろうとしたから。

僕は結局こういう本を読んで悲観して、世間に期待をもたない。
お金が無いから働くしかない。一労働者として。
安くてもしかたないよね、って思う。
今の日本の政治をみてもそう。お金もちはどこまで行っても金持ち。
汚くても綺麗でもお金はお金。
民営化の意味のわからないままお金持ちの利権はちゃんと
絞ってから、国民に不便さだけを残していく。

それでも仕方ないんです。この国は。ってか世界は