利便性

花粉の時期のため、眼科に行った。
いつも通う大学病院付属のクリニック。
この12月から場所が移転して初。
どう変わったのか、と思いつつ足を運ぶ。


いつものように、予約なしで行ったら
完全予約制になっている。
はじめは当然のことながら断られる。
薬だけください、と粘ってみる。
そしたら、あっさり診察も。
しかし「かなり長い待ち時間になります」って言われる。


で、ですよ、かなり待ち時間といわれつつ
1時間で診察も会計も終わる。


完全予約制だから、人数が限られているから
余裕があるのだろう。
3分診療といわれないための措置なんだろうけど、
自分は結局いつもの定期検査をしても3分。


なんだかなぁ、って思ってしまう。
自分だってわざわざ交通費をかけてまで
行きたいと思わせる病院でもない。


もともとは地元の眼科だったけど、
検査が必要で大学病院に行くことに。
そこで、長い長い待ち時間を毎回受けていた。


そしたら先生に付属のクリニックの方が待ちは少ない。
そして、その先生がいて内容も変わらない、ってことだったのに。


はや、10年以上も前の話。
カルテもだいぶ分厚い。


時代の変化だから、仕方ないのか。
誰にとっての利便性なんだろう。
半年に一度の検診にも予約をしなければならないのか。
3分の診療のために。
待合室をごった返さないために。